『トゥモローランド』

まず最初にお断りしておきますが、私は無類の「ディズニーランド好き」でして(ディズニーの映画はそうでもない)

この映画を見てきた感想も、良くも悪くもその個人的嗜好が多分に反映されたものになる事が予想されますので、中立的な感想をお望みの方は他のブログも参考にされる事をおススメします!

 

トゥモローランド』というディズニーの映画が公開されるらしい、という情報は当然知っていたのですが、正直あまり乗り気では無かったのです。『トゥモローランド』と言う割にはディズニーランド要素薄そうだし、何より長いし・・。

ただ「ムービーウォッチメン」の課題作品になったのに加え、今日は暇だった(こっちが主な理由)ので見に行ってきました。auマンデイ万歳)

 

結論から言いますと、素晴らしい作品でした!宇多丸師匠ありがとう!

 

まずこの作品の何が素晴らしいかと言うと、トーマス・ロビンソンとラフィー・キャシディの子役2人。それこそ「ディズニーランドに行ったら、こういう表情の子供一杯いるよなあ」というこの2人の存在と、「イッツアスモールワールド」に乗ってから「トゥモローランド」の存在が明らかになるまでの、バッチリはまった感じは特筆もの。「何か面白いものが始まりそうだぞ」というワクワク感がひしひし伝わってきます。この時点で「これは少なくともハズレではない!」という、自信から確信に変わりました。

 

その他にもコインとトゥモローランドを重ねた手法(日本にも万博と未来という同じテーマで莫大な予算を無駄遣いした壮大な駄作がありましたなー遠い目)も好きだったし、駆け込んだ雑貨屋の夫婦が「ディズニーランドのバズのアレ」的なもので攻撃してくるのもたまらなかったし、フランク(ジョージ・クルーニー)の秘密要塞ぶりも素敵でしたなあ。

 

いや不満がなかった訳じゃないですよ。ケイシー(ブリット・ロバートソン)のヒステリックな質問攻めはアテナの前に私がシャットダウンしたくなったし、やっぱり「もうちょっと短くできるんじゃね?」と思った時間もあったし、ラスト手前の「人類はー」的な演説は「もういいって」と心底思ったし。

 

でもディズニーが作る映画でしかも『トゥモローランド』とくれば、こちらが期待するのは「非日常とそれに伴うワクワク感」だと思うんですよね。それを鑑みればこの作品は

「過去と未来」

「ロボットと人間」

「空想と現実」

それらをCGを用いて巧みに対比・交錯させる事によって見事に演出していると思いました。

 

それとラスト。アテナが、経過はどうであれ悲しい結末を迎えるんだろうな、というのは爆弾を託されたあたりから何となく予想は出来ました。が、アテナの最後の願いを、大人になったフランクが「空を飛んで」叶えるシーンはグッときましたね~(シクシク)

ディズニーランドにおける『トゥモローランド』は「ウォルト・ディズニーが思い描いた未来」という以上に「未来は変える事が出来るんだよ」というメッセージも込められているのかな、と考えると一層胸が熱くなりましてね。

恥ずかしながら、久々に劇場でウルッとしました。

 

長々と書きましたが、ディズニーランドと同じくこの作品もまた、老若男女問わず楽しめるエンターテイメントだと思いますので、未見の方は是非劇場で見る事をおススメします!