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『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』


『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』本予告

 

あらすじ

1895年冬、トーマス・リコレッティは数時間前に自殺したはずの妻が古いウェディングドレスを身につけて現れたことに驚がくする。この世に怨念を残したまま逝ったリコレッティ夫人の幽霊は、ロンドンの街をさまよい続ける。探偵シャーロック・ホームズベネディクト・カンバーバッチ)と相棒ジョン・ワトソンマーティン・フリーマン)、そして仲間たちは彼女の出現の謎に迫る。

 

 

 

作品としては評価不能

但し「KADOKAWA」の不誠実度100点

 

 

 

個人的に好きな映画の二大ジャンルは「アクション」と「サスペンス」なんですよね。で、この映画の予告編は何度も映画館で目撃していて「へー、ベネディクト・カンバーバッチが主演なのか。面白そう!」と思って劇場に足を運んだのですが、これ以上無い時間と金の無駄でした

 

この映画、驚くべき事に本編の前と後、両方に特典映像が付きます

まず前編は製作者による小ネタの説明。「このセットにはこういう拘りがあるんだよねー」って事を延々と説明。5~10分位あったでしょうかね。で、この後「BBC」のロゴと共に本編が始まるわけですが、この時点で少し嫌な予感がしたんですよ。

OPテーマが流れるわけでもなく作品のタイトルも取ってつけたような表示の仕方だし、特典映像も含めてすごく作りが安っぽい

 

そしてやっと始まる本編は、簡単に言うと「どーでもいい話」。

前半はまだ面白く見られたかな。ただ、途中から物語の時系列がグチャグチャになるんですが、それと共に新たに出てくる登場人物の説明や過去の出来事との関係性の説明がどんどん省かれていってね。とにかくTVシリーズに馴染みのない人は全くついていけなくなります

お話としても、結局シャーロックは何をしたいのか、どうなればこの話は解決した事になるのか、作品として何をメッセージとして伝えたいのか、全てがゴチャゴチャで訳がわかんなかったです。

 

で、本編が終わると今度は15分ほど、またもや「特典映像」が始まるわけです。しかもこの後編は、わざわざ本編開始前に「本編の後にメイキング映像がございます。ぜひ最後までお楽しみください」的なテロップを付けてるんですよ。否が応でも期待するじゃないですか。

 

で、何が始まるかといえば「延々と続く出演者のインタビュー

 

おわかりですか?

この映画は表向き120分の映画作品の面を被っていますが、そのうち25分ぐらいはDVDなら本編には含まれないはずの「特典映像」なんです。お前ら客を舐めてんのかと。

もうね、この表記の仕方が配給のKADOKAWAの不誠実さを何より如実に表していると思います。

 

別にTVシリーズファン向けの作品を作る事が悪いとは思いません。でもそれはTVなりネット配信でやって下さいよ。TVならチャンネルを変えられるし、huluやnetflixでの配信なら他の選択肢を選ぶ事も出来る。つまらなかったら途中で「やっぱり見るのやーめた」となるわけです。

 

この作品は本国では「ドラマのスペシャル版」としてTV放送されたモノらしいですね。それならばこの出来や強引とも言えるメイキングの織り込み方も分からなくはない。結局何が問題かといえば、配給と宣伝の仕方に尽きると思いますよ。

 

ほんと、こういう作品が「映画の面」を被って堂々と不特定多数に対して一般公開されているのが信じられません。映画って一般料金で1800円するんですよ?わかってますKADOKAWAさん?

もうね、この商売方法を思いついた担当者全員○ねよ。しかも出来るだけ苦しんで。呼吸器系だよ。

 

 

というわけでドラマファン以外にとっては時間と金の無駄です。

このシリーズに詳しくない人が見ても訳わかんないです。

つまらないだけじゃなく精神衛生的にも極めて宜しくないです。

 

 

早くも今年ワーストけってーい